りかちゃん電報と歴史 2
りかちゃん電報と、その歴史について。
りかちゃん発売以前に市場を独占していたバービーは、ティーンエイジのファッションモデルという設定で、まさに女の子の夢を体現したような人形でした。
一方、そのバービーよりも後発だったりかちゃんはと言えば、白樺学園に通う小学校5年生で、国語と音楽は得意ですが、算数は苦手、好きなものはアイスクリームというごくごく普通の女の子です。
バービーとはまるで異なるキャラクターです。
それなのに、りかちゃんが発売当初から女の子たちにすんなりと受け入れられたのには、いくつかの理由があります。
まず、人間工学に基づいた人形のサイズの設定がありました。
当時のりかちゃんのターゲットだったのは、りかちゃんと同学年の小学校5年生の女の子でした。
そこで彼女たちが人形ゴッコをするときに楽に持てる大きさを割り出すと、身長21㎝という結果が出てきたのです。
バービーが、30㎝もあったのに対して、9㎝も小さいですが、そのおかげで女の子の小さな手でも遊びやすくなり、ここから「かわいい小さなリカちゃん」という、キャッチフレーズが生まれました。